[正しい作品]:浪速御民!/[菅楯彦・訪跡問路・共箱二重箱]/大阪市名誉市民/鳥取市 工場

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[正しい作品]:浪速御民!/[菅楯彦・訪跡問路・共箱二重箱]/大阪市名誉市民/鳥取市
本紙=縦418×横552mm 紙本
[共箱二重箱]で、作品も表装も仕立ても極めて立派な掛軸です。

目立たない場処ですが、表装の一部分に蔵シミがあります。


菅 楯彦(すが たてひこ、明治11年(1878年)3月4日 - 昭和38年(1963年)9月4日[1])は、日本画家。鳥取県鳥取市出身。本名は藤太郎。号は、初め盛虎、のち静湖、静香。大阪美術会会員。大阪市名誉市民。浪速の風俗を愛し「浪速御民(なにわみたみ)」と標榜、はんなりとした情趣ある浪速風俗画で「最も大阪らしい画家」と呼ばれた。明治11年(1878年)、鳥取市に菅大治郎(画号・盛南)の長男に生まれる。本名は藤太郎。父も日本画家であり、塩川文麟の門下で岸派を折衷したという。生後の翌年姫路で陶器の絵付を指導、ついで赤穂へ転居。、明治14年(1881年)京都へ向かう途に大阪の身内に引き留められ、ここに住むことになる。父に日本画を学んだが、明治23年(1890年)父が卒中で倒れると高等小学校を中退し、12歳にして父に代わって着物の図柄やちょうちん、看板などの絵を描いて生計を助けようとした。しかし、まだ子どもだった藤太郎に注文はほとんどなく、生活は貧窮を極めた。明治30年(1897年)、そのどん底の中で父は死亡した。父以外に絵の手ほどきを受けたことはなく、父死後は貧窮に悩みながら独学で画業を進め、~


[本棚上]

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